2016年12月17日

黄金時代

※この投稿は、「ボドゲ紹介 Advent Calendar 2016」の17日目です。
  実に4カ月ぶりのブログ更新(汗

ゾンビゲー最高ですね!!(小並感


ということで今回ご紹介するのは、

IMG_3190.JPG

『黄金時代』です!

※ちなみに自分が所有しているのはストロングホールドゲームズ版になります。

▼超お手軽文明発展ゲーム

『ネイションズ』『スルー・ジ・エイジズ』『シヴィライゼーション』……
文明発展系ゲームというと、メジャーな傑作も多いジャンルですが
とにかく長い(笑

以前にネイションズ初プレイした際はビギナー設定で4時間ほどかかりました。
スルー・ジ・エイジズはフルゲームだと5時間以上かかるとか……
シヴィとか、下手すると8時間ぐらいかかるでしょ(笑

どれも遊べば楽しいし濃密な時間を過ごせて満足なんだけど、おいそれと
遊ぶには時間と体力のハードルが高すぎる……w

IMG_3191.JPG
とこがですよ、この『黄金時代』は慣れれば90分ほどで
文明発展ゲームが楽しめるという優れもの!(笑

時間短めとはいえ、しっかりと楽しめる内容となっており、
大変オススメのゲームなのです。


▼黄金時代のココが良い!

ボクがこのゲームを好きなポイントは、いくつかありますが……

  • リソースがお金に集約されて管理しやすい
  • 慣れれば1時間半ぐらいで遊べる
  • マップを作る過程が悩ましく楽しい
  • テクノロジーの発展で展開がダイナミックになる
  • 収束性が良くキチンとゲームが終われる
  • 文明カードで毎ゲームの方向性が定めやすい
  • アレクサンダー・ロシェ氏の味のあるイラストがステキ

などなど。
テーマ的に複雑になりがちな部分を上手く集約したりシンプル化して、短時間でも
満足できる作りになっているのが、非常に好感触なゲームです。


▼世界地図を作ろう!

さて、このゲームではマップ上で自分の開拓者を動かしていきますが、

IMG_3193.JPG
最初マップはこんな感じ。
中央にだけ2x2のタイルが置かれます。

IMG_3205.JPG
そしてプレイ順にタイルを配置して世界地図を作るところから
ゲームスタート!
(その後も毎ラウンド1枚ずつタイルを置きます)

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終盤の盤面はこんな感じ。
このゲーム、盤上で自分のワーカーを移動させて資源を確保しつつ、
都市(キューブ)を建設していくので、このタイル配置かなり重要です。

毎回、盤面が変わる楽しさもあるし、なんとなく現実の世界地図っぽい
配置になったり(上の画像もなんかアフリカ大陸っぽいし)と、ここもまた
このゲームの魅力のひとつではないかと。


▼テクノロジーを発展させよう!

文明発展ゲームの例にもれず、このゲームでも各個人の文明を発展させて
いく必要があります。

IMG_3199.JPG
これが個人ボード。
4x5のマスが、各文明のテクノロジーを表していて、最初は左側の
一列だけ発明済です。

IMG_3200.JPG
アクションでテクノロジーを発明すると、そのマスのタイルを取り能力が
使用可能(移動力が伸びたり、資源確保で貰えるお金が増えたり…etc.)
になっていきます。
あとタイルの裏面に数字が書いてあり、これはゲーム終了時の得点に
加算されます。

テクノロジーが発展すると、資源による収入が上がるだけでなく、マップ上を
無制限に移動できたり、マップのどこでも攻撃可能になったりと、ゲーム展開も
かなりダイナミックになっていくのが楽しい!

ただ後半のテクノロジーはコストも高い!
どこをどう伸ばしていくか悩ましいのも、このゲームの楽しさのひとつかと。


▼どの文明を選ぼう??

ということで文明発展ゲーのだけに、どの文明を選ぶか超重要!

このゲーム、4つの時代(4ラウンド)に渡ってゲームが進行しますが、
最初に各時代の文明カードから1枚ずつ、各プレイヤーにランダムに
配られます。

毎ラウンド、自分の文明カードを公開したら、
  1. 前ラウンドの文明を引き継ぐか
  2. 新しい文明に上書きするか
を選択していきます。

IMG_3194.JPG
文明カードの一部。
文明によって即時効果や永続効果を持っていて、
即座に特定のテクノロジーが発明されたり、特定の
アクションコストが下がったりします。

戦争するたびに4金貰える「フランス」とか、マップの端から
端に移動するとお金貰える「ポルトガル」とか、開拓者を
行動済にしないで移動可能な「ロシア」とか、なかなか強烈な
効果を持つ文明もあります。

あとこのゲーム、毎ラウンドのスタートプレイヤーが、文明カードの
数字の一番低い人になる(基本的に後半の時代の文明ほど数字が
高い)ので、あえて古い文明のままスタPを取り続けるプレイなど、
ここま悩ましいポイントになってきます。


▼限られた手番で何をするか??

このゲーム、基本はいたってシンプル。
手番がきたら、8アクションの中から1個選んで実行するだけ。
そのうち半分はワーカー(開拓者)を使い、もう半分は使わない
アクションになっています。

[ワーカーを使うアクション]
  • 探検家(ワーカーを移動して資源を確保し都市を建てる)
  • 建築家(ワーカーを使って建物カードを取る)
  • 芸術家(ワーカーを使って3点獲得する)
  • 兵士(ワーカーを移動して他プレイヤーの都市を攻撃する)

[ワーカーを使わないアクション]
  • ワンダー(公開されているワンダーを建てる)
  • 技術開発(コストを払ってテクノロジーを開発する)
  • 建物/ワンダーの起動(持っている建物やワンダーを使用する)
  • 黄金時代(いわゆるパス)

全員がパス(黄金時代)に入ると、そのラウンドが終了。

「黄金時代」は、開拓者を全部使用済(各プレイヤー3体)した後に選べるアクション。
いわゆるパスなので、その後の手番は飛ばされますが……
他の人がプレイしている間は、自分の手番に
なるたびに2金貰えます。

全員がパスし終えるまでどんどんお金が貯まっていくことになるので、
誰かが黄金時代に入ったら、おちおち手番を消費していられない(笑)

あと、各ラウンドで最初に黄金時代を始めたプレイヤーは、
IMG_3198.JPG
場に公開されている「歴史の審判」カードから1枚選びます。
これ、そのラウンドで「どの要素で得点計算するか」を決めるカードで、
ラウンド終了時、選ばれたカードの内容で全員が決算をします。
(例えば「開発済テクノロジー1個につき1勝利点」とか)

なので、最初にパスすることで自分が今伸びている要素で得点計算
できることになり、得点を伸ばしやすくなります。

やりたいアクションはあるけど、自然、手番も限られてくるので、
他プレイヤーがどのタイミングでパスしてきそうかを図りながら
プロットしていかないといけない…この点も悩ましく面白いポイントです。


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文明系ゲームにかかせない「ワンダー」。
このゲームでは毎ラウンド4枚が早い者勝ちで建設可能です。

コスト高めですが、特定の文明だと安くなったりするので
組み合わせによっては狙っていきたい要素。
「即座にノーコストでテクノロジー2個発明できる」時代3の
オックスフォード大学とか、なかなか強力。

IMG_3196.JPG
こちらは建物。
ラウンド毎に人数分の枚数が公開されます。

建物を起動してお金を獲得したり、テクノロジーのコストを
下げたりできるので、これまた抑えておきたい要素。


▼栄光は誰の手に?

ゲームは4ラウンド目が終了したら、最終の決算をやって終わり。
ゲームの最後に…

IMG_3197.JPG
最先端技術カードによるボーナスを加えます。
(ゲーム開始時にランダムに各プレイヤーに1枚ずつ配られる)

基本的に特定の分野でトップ(都市を一番多く建ててるとか、
一番お金を持っている、とか)を確保してゲーム終了していると、
得点が貰える感じです。


文明と最後のボーナスが最初に配られるので、開始前にプレイの
指針が立てやすいのも、遊びやすいポイントのひとつかと。
とはいえ、他のプレイヤーとの競合で方針転換が必要となる局面も
あるため、収束性はありつつも遊びごたえのあるゲームが楽しめます。


▼拡張もあるよ

さてこの黄金時代、『宗教と文化』という拡張セットが存在します。
(あと、ワンダーのプロモパック)

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大きく増える要素が「文化トラック」。
アクションでトラックを進めたり、条件を満たして文化を発展させ、
「文化カード」というボーナスカードを取得できます。

拡張を入れるとスタートプレイヤーの決め方が変更になり、トラックで
一番進んでいる人がスタPになります。

IMG_3204.JPG
追加要素その2の「宗教」。
これは文化カードの中に含まれ、獲得するとカード上に宗教トークンを
配置しておきます。

マップ上で都市を建てるたびに、その周辺都市に宗教トークンをばらまき、
ゲーム終了時に自分の都市にトークンがあると追加点がもらえます。

この宗教トークン、絵柄が複数あり、同じものは1都市に1個しか置けない
ですが、異なる絵柄は何個でも置けます(笑)。
多数の宗教がひしめく都市のほうが得点が高いわけですね。

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それから「傑作カード」。
美術家アクションのときに、3点獲得する代わりにこのカードを
取ることができます。
(即座に書かれているボーナスを獲得)

有名絵画や彫刻に交じって『神奈川沖浪裏』が!

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その他、追加要素に対応した文明・ワンダー・建物などの
各カードも追加され、よりバリエーションが増す良い拡張です!


▼非常にオススメできる文明ゲー!

ということで、比較的手軽に文明ゲーを存分に堪能できる、非常に
お薦めのタイトルです。

カードバリエーションが少ない(特にワンダーは固定)ことが指摘されて
いたりしますが、数回プレイした限りでは気にならない感じでした。
(ワンダー取るのがマストというワケでもないので)

拡張入れればカードバリエーションも増えるので、無問題かと(笑)。

ホビージャパンが訳付で販売した当時は、ほとんど話題にならず、
渋いタイトルではありますが、
傑作中量級ゲームとして、ぜひオススメしたい!


さて、明日はmizunokuraさんの記事が公開される予定です。
楽しみですね!

posted by ハルバラド at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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